株式会社バンドウ(関連会社事業)

リフォームの受注が、自社の宿泊事業になった —— 施工力を活かした特区民泊「MACHIWA KOHAMA」の立ち上げ

Period約6ヶ月(事業設計〜開業)
Role市場調査・収支設計・許認可申請・空間設計ディレクション・Airbnb登録運用・オペレーション設計
Team株式会社バンドウ(施工・運営)+Xcraft
インバウンド オペレーション設計 事業開発 民泊 許認可対応

1. Context — 背景

株式会社バンドウは、Xcraft代表の三角が取締役を務める、大阪のリフォーム会社である。ある物件のリフォームを受注したことをきっかけに、物件を所有する不動産会社から「民泊として運営してみないか」というオファーを受け、宿泊事業への参入を決めた。大阪へのインバウンド客が増え続けるなか、本業の施工力を活かした新たな収益基盤の構築がテーマとなった。

2. Challenge — 課題

民泊は参入しやすく見えて、収益化までの壁が二段構えになっている。開業前には、特区民泊の特定認定、消防法対応、廃棄物の届出、住民説明会といった許認可の壁。開業後には、無人チェックイン、多言語対応、24時間の緊急対応といった運営の壁。どちらかで設計が甘いと、開業できないか、開業しても手離れせず本業を圧迫する。

引き受けた問いは、一棟の宿を開業させることではなく、リフォーム会社が本業の力を活かしながら、ほぼ手をかけずに回り続ける事業としてつくりあげることだった。

3. Approach — アプローチ

4. Impact — インパクト

開業後の稼働率は8割を超えて推移し、開業から1年間で売上約300万円超の見通しが立っている。初期投資は自社施工により材料費の約60万円(家具・リネン等除く)に抑えられたため、開業後数ヶ月で回収できる計算だ。インバウンドを中心とした宿泊需要が、リフォーム会社の本業とは独立した収益柱になった。

代表自らが取締役として参画する事業だからこそ、稼働率から投資回収まで包み隠さず開示している。事業設計から許認可、運営構築までを自らのリスクで実践し、収益化させた経験は、そのままクライアント支援の手法の検証にもなっている。この仕組みは2棟目以降にも展開できる。

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